[Tableau]拡張機能を使って、 日付フィルターをわかりやすくする
2024.03.12
皆さんはTableauのダッシュボード拡張機能を使ってみたことはあるでしょうか?今回は、『Date Range Picker』というダッシュボード拡張機能を試してみました。
まずは普段通りにダッシュボードを作成
- サンプルスーパーストアのデータを使用して、売上実績をウォッチするためのダッシュボードを作成
- この際、すべてのワークシートにはオーダー日で共通のフィルタを適用しています
通常の日付のフィルタオプションは以下の通り
- 日付の範囲
- 開始日
- 終了日
- 期間を参照
- 相対日付
- 日付を絶対指定するものについてはスライダーの日付の他、日付をクリックすることでカレンダーから指定することも可能です
-
このままでも不便ではないのですが、保持データの日付が多かったりするとスライダーが使いづらくなったりします
Date Range Pickerを使ってみる
ダッシュボードに拡張機能を追加
- オブジェクトから『拡張機能』をクリックし、ダッシュボードに配置します
- 拡張機能の追加画面が起動しますので、そこから『Date Range Picker』を選択し追加します
- フィルタを適用するシートと、対象の日付フィールドの設定画面が起動しますので、それぞれ設定します(※適用シートは一つしか選べませんが、複数シートある場合はフィルタ設定でその他のシートと関連付けておきます)
- 設定が完了しますと、以下のように日付フィルタがカレンダー表示されて便利になりました!
カレンダーのテーマ変更
- 拡張機能の設定画面から、背景とテキストカラーの変更ができます
- 残念ながら、カレンダーの範囲選択部分の色は変更できないようです
さいごに
拡張機能を利用しないでも便利なTableauですが、拡張機能を使うことでさらにカスタマイズしたダッシュボードを作ることができます。是非試してみてください。